イモムシの水面移動

2018年に池でキショウブの除去作業をしている時に、ウスズマクチバの幼虫が水面を激しく移動するのを見て衝撃を受け、翌年にいろんなイモムシで観察してみた。最初、カキバトモエの幼虫なんて触るのも嫌だったが、水面をスイスイと移動した。そこで、オスグロトモエを飼育して、体長と水面での移動速度の関係を実験した。イモムシを真面目に飼育したのはこれが初めてだった。当初「泳ぐイモムシ」として投稿したが、「泳ぐ」という表現を使うべきかはレフェリー間でも割れていた。結局、泳ぐという表現をなしにして、受理に至る。

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