標本づくり

今日は標本づくりの講師をした。参加した子どもらはみんな虫好きで子ども同士でカブトムシなどの話で盛り上がっていて、ほほえましい雰囲気だった。ある子は「外国の種を外に放すと、日本の種が絶滅するんだってー」などと話していた。少々話がおおげさになっているが、関係者の努力で外来種問題の啓発活動が田舎の子どもらに及んでいることは力強く感じた。寄生ダニの話も出ていた。
観察会の会場は公園の中にある茅葺き屋根の小屋で、ふだんは人がいない。しかし、やたらゴキブリが多い。こんな場所にいるのはヤマトに違いないと1頭採集して標本にしたが、よくみたらクロゴキだった。ああ情けない。
夜、河口で灯火採集する予定だったが、あてにしていた発電機が動かなくあきらめた。残念。