2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

花粉

朝から鼻がむずむずする。午前中少し出かけたが、予想外に人が多く、うまくサンプリングができなかった。 午後から来客があり、観光する。岬は虫のいそうな場所があったが、眺めるだけにした。初めて灯台の中を登る。夕食はおいしいお蕎麦をごちそうになる。…

超音波

午前中は子育てセンターの行事に参加。 午後は研究。超音波洗浄機を使ってみた。なかなか良い状態のサンプルに仕上がったと思う。今日は70%エタノール固定標本を、5%KOH水溶液に25℃5分で試してみた。幼虫の体が伸びきって、節の状態がかなり見やすくなった。…

そうえいば、このブログも始めて1年が過ぎていた。研究のメモをしようと思って始めたが、なかなか便利なツールだと思う。これからも毎日少しずつ更新していきたい。最近はハムシの話題が少ないなあと、思う。

Sさんに送った別刷りと借りた資料が届いたとのこと。あたらに原稿書きのために借りた発掘の化石と今度の合宿の資料を発送。以前借りていた十勝の標本を返したかどうかが思い出せない。→後日、収蔵庫で発見。送っていなかった。

年度末

2月もあと3日。いよいよ年度末という感じになってきた。

ヒメドロ幼虫を観察。近縁種を見分けるのは難しい。光学顕微鏡でみえる特徴で同定できるといいのだが。

(ヘビトンボ)

Liu, X., F. Hayashi and D. Yang (2008) Systematics and biogeography of the fishfly genus Parachauliodes (Megaloptera: Corydalidae) endemic to the east Asian islands. Systematic Entomology, 33(3): 560-578./未見。重要そうな文献だ。アブスト…

クロス地ヘビトンボ

Systema Nature10をDLする。激重(80MB)。ちょっと画像が粗い上に、もとの印刷がかすれていて、判読が難しい。微妙〜。http://www.biodiversitylibrary.org/bibliography/542

(ハムシ)

末長晴輝・山下大輔(2009)青森県におけるアカガネネクイハムシの記録.月刊むし, (457): 44./青森県初記録.

発送など

海外発送の準備を進める。おおよその値段を事前に郵便局へ電話して聞く。小型包装物の航空便230g(ドイツ)がだいたい510円、船便で7.5kg(イギリス)が5650円とのことだった。 別刷りが届く。半分を共著者へ転送しよう。本冊も休みの間に届いていた。

休日

夕方、ホームセンターで落ち葉フルイの道具を購入。あとは天候とでかける時間がそろえば。 夜は校正。もう少しで終わりなのだが、学名の綴りの間違いをみつけてしまう。

その他

Plateumaris sericea (Linnaeus, 1761)の記載年には諸説(?)あり、文献によって書いてあることが違う。よくあるのが1758年で、これは有名なSystema Natureの10版によるとするものである。しかし、これは間違いで、実際にコピーを入手すると、Leputra feric…

その他

久しぶりの休日。午後から本格的な雨。採集にも行けず、仕事もできず。散髪にいった。

訃報

ハムシ科分類の大家である木元先生が逝去された。一度もお会いする機会に恵まれなかったことが残念でならない。また日本の甲虫界は、重要な人物を失ってしまった。ハムシ科分類の全体を見渡せる方がいなくなる一方で、国内に各グループの専門家や後継者が育…

ロシア語

学生の頃、第二外国語としてロシア語を選択した。当時は「環日本海」という言葉がはやり、ロシアはちょっとしたブームだったと記憶している。なんとなく役に立ちそうと思ったことと、あと単位がとりやすいという「うわさ」が決めてだった。で、たいして勉強…

夢蛤電子版。なんだか凄そう。 http://www.omnh.net/npo/yumehamaguri/index.html

クリームパン事件。

検索

検索には2種類あると思う.一つは分類学的な要素の強い検索で,多少観察しづらい部位でも「確実」にタクサを見分けられる形質を使う検索.もう一つは普及用で,分類を無視して,とにかくわかりやすい形質(模様とか)を使う(現実的には地域限定でないと難…

うっすらと

朝、うっすらと車に積雪していた。冬に逆戻り。 ツルグレンはあまり虫が落ちなかった。どんなところの土を採ればよいのか、よくわからない。だれか名人のところに弟子入りしたい。

(海岸性甲虫)

末長晴輝・河上康子(2008)アオキツツムネウミハネカクシの岡山県における分布記録.ねじればね, (123): 14-15. 河上康子(2008)和歌山県加太からのシリブトウミハネカクシの記録.ねじればね, (123): 17-18. 河上康子(2008)三重県尾鷲市からのホソナギ…

(ヒメドロムシ)

初宿成彦・大阪市立自然史博物館大和川水系調査グループ甲虫班(2008)大和川水系におけるヒメドロムシ相および分布について.大阪市立自然史博物館研究報告, (62): 47-64. 冨永 修(2008)大阪府泉南山地のヒメドロムシ.ねじればね, (123): 8-14.

(昆虫化石)

林 成多・初宿成彦(2009)北海道十勝地方の更新統から産出する昆虫化石.瑞浪市化石博物館研究報告, (35): 101-104. 林 成多・八尋克郎・北林栄一(2009)大分県九重町の野上層から産出した中期更新世の昆虫化石.瑞浪市化石博物館研究報告, (35): 105-110.

(ガムシ)

神宮字寛・露崎 浩(2008)コガムシHydrophilus affinis Sharpの卵のう形成における水田内および畦畔雑草の利用.雑草研究, 53(2): 55-62./コガムシ繁殖のための水田雑草の重要性を指摘している.タイトルの学名が間違っているのは残念.

ため池へ行く。狙いはIlybiusの幼虫。一つだけヒメゲン系の幼虫が採れた。これだろうか。成虫はヒメゲンが多かった。まさか、こいつかと思ったが、やっぱり違うだろう。マルチビ1、マメ1、ヤマアカ1などもすくった。

観察会で「こも」を外す。ワラジムシが一番多かったが、トビイロマルハナも多かった。

ねむい

外出するため、朝に鼻炎の薬を飲んだ。午後はかなり眠かった。マスクも併用したので、花粉症の症状はほとんど出なかった。

佐藤記念誌届きました。感謝!

午後から晴れ来たので沢でヒメドロをすくう。室内に持ち帰って顕微鏡下で小さな幼虫を採集した。目が疲れたが、初めて生きている蝸牛トビケラ(幼虫)をみた。マスクもつけずに外出してしまった。鼻がむずむずする。土も少し採ってかえった。ツルグレンで抽…

ぬるい

2月なのに空気がぬるい。梅がもう咲き始めていた。 夜は校正を行う。校了の目処がみえてきた。