検索

検索には2種類あると思う.一つは分類学的な要素の強い検索で,多少観察しづらい部位でも「確実」にタクサを見分けられる形質を使う検索.もう一つは普及用で,分類を無視して,とにかくわかりやすい形質(模様とか)を使う(現実的には地域限定でないと難しい).本当は観察しやすい形質を使ってなおかつ,分類にも忠実なのが理想的.分類学論文の検索は前者ではなくてはいけないと思うが、私は「分類学的成果の普及」を目指しているため、後者の検索を追求している.絵解き検索や、図が近くに配列された検索はもっとも利用しやすいと思う。