ミズスマシ

Sugiura, S. and M. Hayashi (2024) Defenses of whirligig beetles against native and invasive frogs. PeerJ 12:e17214 https://doi.org/10.7717/peerj.17214

共著論文が出ました。ミズスマシの化学物質は、在来種(トノサマガエル)には一定の忌避効果があるが、外来種ウシガエル)には効果がなさそうという報告です。

ミズスマシは減少している種ですが、環境を整備するとかなり増やせることがわかりました。ウシガエルの影響もあると思いますが、水質の影響がやはり大きいのではないかと考えています。ミズスマシをビオトープで増やすには、常に水が流入し、掛け流し状態にできる場所に設置すると良いです。また、日当たりも半分日陰が良いです。水草も適度に必要。

気温上昇

今週は気温高め。暑いけど、寒いよりは良い。ただ暑くなると冷房に気をつけないといけない。

今日は午前中は用事を済ませ、午後は家にいた。

定期的な検査を受けたが、悪くはなっていないので現状維持になった。もう少し元気にならなだろうか?何もしていなかった時の方が元気だったような。

マルコガタノゲンゴロウ幼虫

Watanabe, K. and M. Hayashi (2024) Description of the larva of Cybister lewisianus Sharp, 1873 (Coleoptera, Dytiscidae, Cybistrinae). ZooKeys, 1197: 137-152.

共著論文が出ました。マルコガタノゲンゴロウ幼虫の記載論文です。スケッチがすごいです。私はSEMの観察を担当しました。光学顕微鏡で観察される棘毛相がSEMでどう見えるかは、以前から興味があったので良い機会になりました。