2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

年度の最終日.天気が良かったので外出したかった.打ち合わせや書類作成,見積もり依頼など事務作業をしながら,ヒメドロ幼虫の検討.間違いに気づいたのは良かった. 与那国のサンプルをみていたら,ブユの幼虫が混じっていた.これってアイツかと思いつつ…

休み.午前中はまた沢へオドリバエ(ゲイシャイミャクオドリバエ)の撮影に行った.1500枚ほど撮影したら,まぐれでまあまあの写真が数枚撮れた.幼虫期は不明だが,水棲である可能性が高いので,ぜひ見つけたい. 堰堤を見に行ったら,カクヒメトビケラ属の…

出勤して,年度末の作業を行う. 並行してヒメドロ幼虫の検討と内袋反転の実験をする.どちらも進展があった.前者は勢いで検索の叩きも作った.同定の確認と検索の使いやすさを高め,公表したい.

家族で公園に遊びに行く.今日は虫を採るつもりはなかったが,ふと小川をみると水面に小さなオドリバエ(ケズネイミャクオドリバエ)がたくさん飛んでいたので,撮影と採集をした.ミナモかどうか気になる. 流水で,中・後脚を水面につけ,前脚をばんざいし…

同定依頼のため標本を発送した. 著者発送もほぼ終了.年度内の仕事がだいぶ済んだ. 夕方,集中して幼虫の判別に取り組んだ.ほぼ予想通りの形態をしていることがわかった.あとは同定根拠を固めれば,報告が書けそう.幼虫の同定はパズルを解くような作業…

調査に出る. 地点1.池.ネグロセンブリの幼虫が欲しかったのだが,採れず.ホソバトビケラ,ミズカマキリ,マツモムシ,オオコオイムシなど.ビロードツリアブ初見. 地点2.渓流.サワダマメゲンゴロウの幼虫が欲しかったのだが,採れず.ナベブタムシ…

研報が納品になった.著者に発送を始める.たくさんあって大変. 今回もいろいろな水ものの報告が充実しています. 渓流で採集したハエを掲示板で尋ねたところ,シブキバエは合っていたが,ミナモオドリバエの方は違う属だった.分類の専門家がコメントして…

また沢に行く.水面を飛び回るオドリバエの撮影を試みるが,難し過ぎた.もっと晴れて明るいときに狙ってみたい. もう1種,飛沫のかかる石にたくさんのハエがいた.去年の学会で話しを聞いたシブキバエのようだ.寒いせいか.動きがにぶく撮影と採集ができ…

休みなのだが,息子はもう春休みで,娘も今日が終了式.平日休みの利点無し. 投稿論文2を編集に送った.

共著論文その1を投稿し,受け取ったとの連絡が編集長より来た.出れば,それなりにインパクトのある内容だと思うので,はやく掲載までたどり着きたい.単著では単なる記載論文になったと思うので,無理言って共同研究にしてもらって良かったと思う. その2…

午前中沢へ行く.堰堤の壁面で虫を撮影した.あまり種類はいなかった. 砂の中にはエダヒゲナガハナノミの幼虫が多かった.久しぶりに脈翅のシロカゲロウの幼虫をみつけた.とても格好がよい虫だ.種まで同定できるようになると良いのだが. この沢はアカモ…

地元同好会の総会に参加.いろいろ興味深い話しを聞いた. それにしても天気が良さすぎた.もったいない.

午前中,川に行く.センブリとナガレアブの幼虫を探しに行った.センブリは採れなかったが,ナガレアブはサツマを見つけた.記載中の種が1頭だけ採れた.改めてovataと見分けるのは難しいと思った.

共著論文2件もいよいよ大詰め.もう少しで投稿だ. 待ちに待った分析結果が届く.実に興味深い.できるところから論文化していきたいと思う. 前から気になっていた2種の幼虫が見分けられないか,標本をみてみた.今日の所は難しいようだったが,そもそも両…

モンキマメとキベリクロヒメの2齢幼虫が餌を食べない.脱皮前だろうか?まじめに飼育したことがないので,よくわからない.マメゲンの幼虫はよく食べる. ホソクロマメを飼育している容器をみたが,幼虫はみつからなかった.

昼からすごい雨.出かけられないので,落ち着いて書類作成が出来た. 天気が良くなったら,ネグロセンブリとホソクロマメ・サワダマメの幼虫を探しに行きたい.

昆虫RDB

掲載種の水生種に青,湿地や河川敷の種に緑,海岸性に黄色の付箋を付けてみた.青色の減りが激しく,しかもI類に多い.海岸性の種は水生種に比べて情報が不足しているものが多いという印象を持った.小さい虫が多いことや,アセスの対象になりにくいことが関…

今日は重要な会議の日だった.私は運営スタッフ.待ち時間の合間に原稿をチェックし,修正すべき箇所の構成を考えた. いよいよ次年度に向けて本格始動である.

(ガムシ)

佐藤福男(2015)秋田県におけるコガムシとエゾコガムシの分布.秋田自然史研究, (67): 46./同所に生息する場所があるとのことで,興味深い.

(ゲンゴロウ幼虫)

Nilsson, A. N. and S. K. Kholim (1997) Larval morphology of four East Palearctic species of Ilybius Erichson (Coleoptera: Dytiscidae). Koleopterologische Rundschau, 67: 101 - 112./キベリクロヒメゲンゴロウ,クロヒメゲンゴロウ,ヨツボシクロ…

キベリクロヒメゲンゴロウの幼虫を探しに行く.なんとか採集できた. とても天気良かった.助っ人のM君にホソミオツネントンボを探してもらったが,近づいたら逃げてしまったとのこと.気温が高すぎたようだ.

午後から天気が回復したので,近所の河川敷に行く.予想以上に増水していて,河川敷に大きな水たまりがたくさんできていた.あまりに水たまりが多かったので,難しいかと思ったが,カンムリセスジゲンゴロウを10頭ほど見つけることができた.やはりすでに活…

塩原化石教育プロジェクト

http://science.yochisha.keio.ac.jp/shiobara/ さまざまな化石が出ていて面白いです.私もプロジェクトに参加させてもらいました. マスダドロムシ属らしい蛹の化石にはとても驚きました.

だいぶ前に町史作成の協力で分析した資料のデータがそのままだったので,論文化することにした.家にある昔の写真を処分しないといけないのが最大の理由.必要な写真を抜き出してスキャンし,図版を作成した.新潟県未記録のクロガネネクイが地滑りの窪地に…

出勤していろいろ進める.時間があるようで,ない.夕方になってやっと撮影ができた.やっぱり年度末だ. 先日,ため池でみつけたヒラズキジラミの越冬個体.湿地に生えるコウガイゼキショウに顕著なゴールを作る湿地性生物.ヒラズキジラミはまだ数頭しか採…

そういえばこのブログももう7年書いていることに気づいた.続いているのは,memoとして役に立っているからだと思う.この7年間,いろんな虫を追いかけてきたなあ...月日の流れの速さを感じずにはいられない. 今日は寒い.久しぶりに積雪したが,すぐに溶…