ヒメドロ採集は,最初タオルを使って採集した.その後,穴あき金魚網になった.大きな川で採集するようになってからはもっぱらタモ網になった.タオルや穴あき金魚網はゲンゴロウやガムシなどはスルーしてしまうので,タモ網を持っていない場合を除いて,現在は使っていない.寒いときはヒメドロもひっかからない場合が多い.タモ網はH社のもので柄と枠が丈夫で,ネットも1mmメッシュなのでダルマガムシもちゃんと採れる.足場が悪いところや流れの速い場所では杖にもなるので重宝している.難点はやや懐が深いことで,流水性甲虫は泳いで逃げる心配はないので,すぐ網の中を確認できる懐が浅いものが良い.ガムシやゲンゴロウの幼虫採集も懐は浅い方が採集しやすい(発見しやすい).