同定ラベル

月刊むしを読んだ.私はあまり同定依頼を受けることはないが,あれば,もちろん同定ラベルを付けて返している.一方,専門外の虫でも自分で同定してリストに使った標本にはメモ代わりのラベル(和名,同定者名,同定した年)をつけている.これは本当に便利なもので,同定間違いをしていた時にすぐわかるし,後年,だれかが間違いに気づくこともあるだろう.また,リストに入れた標本かどうかも判断しやすい.年が変わるごとに同定者名と年を書き込んだラベルをつくっておき,顔料ペンで種名を書き込んで針刺しにするので,それほど面倒ではない.