昆虫の和名変更について自分なりの考えをメモしておこう。
1.和名は安易に変更すべきでない。安定性や公共性が求められる。同一種に複数の和名があることのデメリットはだれもが理解できるはず。
2.変更するのならその影響も考慮すべき。また、変更した和名が普及するよう努力すべきである。
3.多くの人が納得できる和名を提唱すべきである。
4.学名未決定種に和名をつけるべきではない。少なくとも「仮称」とすべき。和名を提唱しておきながら、sp.のまま放置するのは無責任。
5.長い和名はできるだけ作らない。20字前後ともなれば、誰もが長たらしいと思うはず。
とりあえず、以上。和名提唱にあたってのルールや指針づくりが必要な時代になったのかもしれない。
亜種名の和名は悩ましい問題.保全をするにはあったほうがよいと思う.専門外の分類群では,学名が伴っていないと種名か亜種名か判断が難しいのが不便な点である.