幼虫識別につかう形質をメモ.
・体色:黒,オレンジ,クリーム色,肌色
・体色:単色,模様がある
・体型:円筒形〜半円筒形,扁平な半円筒形,扁平
・前胸の腹面:前基節の後ろに板があるか,ないか
・前胸の腹面:前基節の後ろに板が側片と癒合するか,しないか
・前胸の腹面:側片が一つか,二つに分離するか
・背中側の体表:平滑で光沢あり;顆粒状;鱗状
・背中側の体表:顆粒列・コブの列があるか,ないか
・腹部側面:突起があるか,ないか
・腹部側面:突起は各節一つか,細かいか(鋸歯状など)
・尾端:切れ込みがあるか,ないか;トゲがあるか,ないか
・末端節の形状:横から見て根本が隆起するか,しないか
・末端節の形状:斜めに切断されるか,しないか
・成長:成長の過程で表面構造が変化するか,しないか
表面の毛の構造も重要だと思うが,普通の顕微鏡では観察が難しい.種レベルの識別には検討する必要があるだろう.
表面構造は乾燥した方がみやすい.色彩は黒くなってしまうこともあるが,たいていは残る.