荒れる日本海へ向かう.といっても今年は風が弱い.
西向きの海岸に行くが,ウミアメンボは見つからず.今年もダメか.北向きの海岸が気になる.3カ所みたが,空振り.ギンカクラゲやルリガイが漂着していて,条件は悪くないと思うのだが.
浜に来たのでアリジゴクも探す.1カ所目は巣がたくさんあったので,営巣性種を採った.まだ幼虫の見分け方がわからないので,種は不明.
2カ所目の浜はすぐ崖なので,アメンボのチェックのみ.その後,池の調査に行く.
池1.ゴムが敷いてあるしょうもない池.アメンボぐらい.
池2.山の中の池.ガムシがいた.何かいるかも.コバントビケラが多かった.
池3.山の中の池.アプローチできず,眺めただけ.
帰りながら3カ所目の浜でアリジゴク探し.ここには巣がなく,砂の感じも違う.オオウスバが期待できそう.植生のまばらな所を薄く掘ると,狙ったとおり幼虫が出てきた.先日の調査でいる場所がなんとなくつかめてきた.
池4.トビケラ狙いだったが,池の水が抜かれていた.残念.
池5.小さな池.マコモをすくうがスジエビしかいなかった.しかし,エビの小判のおまけがついていた.
今シーズンのため池調査はこれで終わりかもしれない.

北向きの海岸の様子を聞いてみると,漂着していなかったとのこと...今月は16日に強風が吹き,少数のセンタが漂着していたとのことで,大量漂着の条件が揃わなかったのかもしれない.