今日は昆虫調査.暑くてつかれた.虫は少なかった.トゲアリの巣にはもうアブは来ていなかった.もう終わりだろうか.ハラグロオオテンがいたのには驚いた.分散後の成虫をみつけたのは初めて.
ナンキンハゼの花で採ったキモグリバエをKanmiya (1983)で 同定したら,Tricimba cinctaに同定されたが,MOKUROKUには入っていなかった.この種は現在,Tricimba japonica Dely-Draskovits, 1983 ニホンミスジキモグリバエという扱いになっているようだ.もう一種採ったのだが,こちらは特徴が一致する種がみつけられなかった.キモグリバエは雄を解剖すれば,ほぼ同定はできるのだが,外部形態も多様なので外見の特徴がわかる写真集をつくれば,同定の目星を付けるのにかなり役に立つのではないかと思っている.かわいい種も多いし.