2016-01-01から1年間の記事一覧

(ヒロバカゲロウ)

Matsuno, S. and H. Yoshitomi (2016) Descriptions of three larvae of Osmylus species from Japan (Neuroptera: Osmylidae), with a proposed naming system for the larval sclerites. Zootaxa, 4189 (2): 348–366./プライヤーヒロバカゲロウ,ウンモン…

コケからシラフチビマルトゲとマルグンバイが落ちた.目的の虫は落ちず. とりあえず写真撮影をした.

午後から外出.作業の手伝い.ついでに,またコケ(蘚類)を採集してきた.現場で篩ってみたが,見つからなかった.ツルグレンにもかけてみよう. なんとか目的の虫を追加したい.

ツルグレンに仕掛けたコケからマルグンバイが落ちた.前から見つけてみたいと思っていた虫の1つだが,こんな身近な場所にいるとは! すんでいる場所の様子がわかったので,他でも探してみようと思う. - 今日は学生さんのバイトが来たので,標本のマウント…

YPT回収.虫は少しだけ入っていた.今シーズンはこれで最後だが,思ったよりも虫が入っていないので,来年どうするか考えないといけない. 昼前から本格的な雨になった.

去年,北海道土産でいただいたハセガワドロムシを飼育(放置)しているが,みたら2頭まだ元気だった. 去年から飼育(放置)しているアシナガミゾドロムシの幼虫が大きくなっていた.来年には成虫になりそう.短翅型の蛹はぜひ見てみたい. どちらも夏はとて…

天気が良かったのでYPTを仕掛けに行く.寒いので.11月はやらなくても良いのではないかと思った. ついでにコケの生えた土を採ってツルグレンにかけてみた.途中みた限りでは,ふつうに採った土とあまり変わらないようだった.まぐれで採れた虫の2匹目を採る…

今年採集したケスジの若齢幼虫を観察.別の属にそっくりだということに気づいた.同定を間違えたかと思った.これは偶然ではなく,系統的に近いのだと思う.成虫はどうなんだろうか.

ヨコミゾの幼虫を採りに小川へ行く.まずはブユ採集.ヒメアシマダラなど. 川はだいぶ水草が繁茂して,あまりヒメドロの好むような環境が少なくなっていた.チョウセンコツブだらけ.中くらいの幼虫を1つ確保した.成長した幼虫を電顕観察用に何頭か確保し…

休み.朝一番で息子を耳鼻科に連れて行く.混んでいた.

夕方,外に出たらアキアカネがたくさんいた.群れで現れたのは久しぶりかもしれない.

ヒメドロ幼虫の電顕観察を再開.アルコール漬け標本をお湯に戻す→漂白剤→超音波洗浄→真空凍結乾燥→金蒸着.セマルヒメドロの幼虫の撮影を何とか終える.次はケスジドロの若齢幼虫を観察予定.金蒸着まで出来ている. もらったブユもはやく始末したいのだが,…

休み.息子と留守番.午後は外出.ハラビロカマキリが産卵していた.

今日もほぼデスクワークで終わる.ちょっとだけ標本をさわった. 空気が冷たい.暖房を入れるにはちょっと早いが,体はこの寒さにまだ慣れていない.この半端な時期が苦手. 月末の学会と講師に向けて準備をしないといけない.

11月スタート.デスクワークに専念.仕事はまあまあ進んだが,虫の観察はできなかった.手元に観察したいヒメドロの液浸ビン入り幼虫が一つある.できれば今度の学会で発表したい.

10月も終わり.研究報告に原稿を3つ入稿.1つは地元大学の院生が投稿してくれた短報の原稿で,共著. 今月は体調がいまひとつだったが,原稿はまあまあ書いた方なので,それなりに仕事が進んだと思う. 11月は担当の展示のスタートがある.作成しないとい…

出勤していろいろ進める.夕方,来客があり,地元で衛生動物学会の支部大会が開かれていたことを知る.これは迂闊だった. いろいろ話をしたが,最近はブユを研究している人は少ないそうだ.

休み.冬型の気圧配置のどんよりした天気.でも風は弱く,あまりウミアメンボが漂着しそうにない感じだったので,海には行かず. 昼は学校の関係の行事でバイキングだったのだが,食べ過ぎたようで,胃の調子が悪くなった.料理がだいぶ余っていたので,もっ…

冬型

明日は冬型の気圧配置になるようだ.山陰では北風の予報で,西向きの海岸は条件が悪そう.鳥取の方が条件が良さそうだ.

出勤していろいろ進める.久しぶりに標本をマウントしたり,標本写真を撮影したりした.

(ヒメドロムシ)

Hayashi, M., Y. Kamite, T. Kobayashi and T. Sota (2016) Description of larvae of genera Stenelmis, Ordobrevia and Nomuraelmis (Coleoptera: Elmidae: Elminae) of Japan with their molecular taxonomy. Zootaxa, 4178 (4): 451–480./既知種の幼虫…

サメハダマルケシゲンはメスでも前胸福版突起で区別できるこを確認.しかし...この部位は台紙で見えないことが多く,貼り方は要注意.

懸案の報告食作成のため,データ入力をする.なんとか終わる. 展示用のクマムシ動画の撮影をする.動きが面白い. 夕方になり,昨日採集した虫の撮影をした.マルケシゲンはサメハダではないように見える.明日,詳しく検討する予定.

ミサキの生息地をまわる.休みの日にフィールドに出るのは久しぶり. 池1.大きな池.水辺のマコモ群落をすくうと,幼虫が採れた. 池2.近くの小さな池.とても良い池.ここは巣になるような植物が少ないのだが,少しだけ幼虫が採れた.副産物も得られて…

(ゲンゴロウ)

稲畑憲昭(2016)サメハダマルケシゲンゴロウの日本からの初記録.さやばねニューシリーズ, (21): 46-47. 渡部晃平・富沢 章・稲畑憲昭(2016)本州におけるサメハダマルケシゲンゴロウの初記録.さやばねニューシリーズ, (23): 15-16.

サメハダマルケシゲンゴロウが本州でも確認されたので,標本をチェック.すべての標本を詳しく検討できていないが,昨年採集した液浸標本をみたところ,サメハダの特徴だった.少なくとも石川県以西の日本海側はサメハダの分布域とみるべきだろう.

出勤してため池調査のソートを終える.いくつかの種が確認できず,状況の悪化の印象を受ける.ウスイロシマゲンやオオミズスマシはどこに行ってしまったのだろうか.その一方でトガリアメンボは多くの地点で確認できた.

休み.先日採ったブユのソーティングやデータ入力など. 息子の買い物にちょっとだけ付き合う.

地震

だいぶ揺れましたが,被害はありませんでした.震源からは遠いので,余震はほとんど感じません.