子どもを幼稚園に送り、職場でH君と合流して海へ行く。最近の海岸の様子からみて、海藻はもう古すぎて、あまり期待はできなかった。近くの海岸へ行き、前から気になっていた波止場の海藻をみにいく。遠目にはすっかり干からびていそうだったが、実際にみてみるとまだ湿り気が相当あり、どろどろで臭く、おえっぷな仕上がりだった。囲蛹は抜け殻ばかりだったが、フチトリと思われる幼虫がたくさんいて、なかなかすごかった。ハネカクシの幼虫もいろいろ採集した。夢中で1時間以上、虫を採ったが、やっぱり臭くておえっぷだった。
終齢幼虫がたくさんいたが、完全なコンクリートのどこで蛹になるのだろう。蛹は一つもみつからなかった。
帰りに浜辺で幼虫飼育用の砂を採集した。小川の河口の砂地にハネカクシの幼虫が無数に歩き回っていた。たぶん、海岸性種ではないだろう。
移動中、最近の調査の成果や虫仲間の動向を聞く。GWは楽しく採集に行っていたそうだ。いいなあ。