アリの特集号を読む。山根先生の解説はとても印象深かった。画像データベースや図鑑ができ、誰でも気軽にアリの名前を知ることができるようになった、というのはやはり錯覚である。それなりの覚悟をして取り組むべきだろう。
私もアリはだいぶ標本は蓄積してきたのだが、だれか同定に協力してくれる人はいないだろうか。どの虫でもそうだが、優秀な人はみんな忙しいので、なかなか頼みにくい。
山根正気(2009)アリの名前を知りたい. 昆虫と自然, 44(4): 2-5.
それから、同誌の20ページの肖像もかなり印象深かった。