朝、宿の周りを散歩。クリの新葉をみてまわると、1つだけだげだが、キジラミのゴールをみつけた。中にちゃんと幼虫もいた。38種目のクリトガリだろう。成虫もぜひみつけたいと思っている。
今日も田んぼの観察会。ここはやたらイモリが多い。繁殖もしていて、幼生もみられた。Cybisterの幼虫もいて、かなりレベルが高い。地域をあげて除草剤なしの稲作にとりくんでいるそうで、地元の人もたいへん熱心だった。ぜひ持続的な産業として成り立つことを期待したい。
それにしてもここに来て、急に田んぼの生きもの観察会の講師が増えた。生物の同定ができる人材の不足も原因だ。湿地やため池に比べれば生物相は単純なので、講習会を重ねれば、地元の人たちだけで十分調べられるようになると思う。