息子を園に送り,そのままフィールドへ...最初はヤマトセンブリがいるならこういう場所だろと妄想していた池に行く.以前,幼虫もたくさんみたような気がする.しかし,かすりもせず.湿地にはローカル種のホウキセスジジョウカイがいた.ガムシの幼虫を調べていた休耕田が完全に陸化していて残念だった.この谷の田んぼが放棄されたら,ため池もいらなくなるし,道もヤブになるだろう.このままではいずれはそうなるのは間違いない.なんとか水生昆虫が生息できる環境を維持できるしくみを考えないといけない.
池はあきらめて,以前センブリをみたことのある沢へ.滝でホラアナミジンニナを探すが,みつからず.こいつの見つけ方はまだわからない.石をひっくり返したらマルガムシの卵嚢がたくさんあった.流れでヒメドロやヘビトンボアミカを採集した.でもクロスジヘビトンボは採れなかった.地衣の生えた岩盤を眺めていたら,キノボリトタテの古い巣をみつけた.今日も居住中の巣はみつけられなかった.ここでもセンブリをはずした.