水生甲虫の水中白バック写真のメモ

既に色々忘れているので、メモ。もっと良い方法があるはず。

 

水生甲虫の水中白バック写真のメモ

 

一眼レフカメラでストロボ装着での撮影が前提

・高画質設定で少し離れて撮影(被写界深度を確保する)

◯汲み置きの水

・水道水は気泡が虫につく

・水道水を空のペットボトルに常備しておく

・大きい虫ほど量が必要

ディフューザーは使用しない

・水面で反射するため

(ただし水面よりも下からストロボを当てる場合は使用できる)

◯泳ぐ個体の撮影

・皿に泳がせてストロボ発光。流し撮り

・とにかくたくさん撮って、良い写真を選ぶ

◯黒い種は難しい

・光が回らない

・サワダマメゲンの点刻などは最難関だった

◯色が出にくい

・特にゲンゴロウ属やガムシ属の緑色は白バックでは出にくい

・色を出すなら背色が黒や灰、茶色などが良い

◯動きを止める方法

・つかまる場所がないと泳ぎ続ける

・爪が引っかかる場所が必要

・ギリギリ爪が引っかかる上質紙(ラベルで使うような紙)や微小種ではラミネート用フィルムのザラザラ面も使用した

・どうにも動きが止まらない時は、時計皿をかぶせる。微小種ならカバーガラスなどで隙間を作って閉じ込める(隙間は適宜調整する必要がある)

◯ホコリがどんどん水面に落ちる

・黒い虫の場合、かなり写り込んでくる

・特にマクロ撮影では目立つ

・根本的な解決は難しいかも(クリーンルームで撮影?)