ミズスマシ

Sugiura, S. and M. Hayashi (2024) Defenses of whirligig beetles against native and invasive frogs. PeerJ 12:e17214 https://doi.org/10.7717/peerj.17214

共著論文が出ました。ミズスマシの化学物質は、在来種(トノサマガエル)には一定の忌避効果があるが、外来種ウシガエル)には効果がなさそうという報告です。

ミズスマシは減少している種ですが、環境を整備するとかなり増やせることがわかりました。ウシガエルの影響もあると思いますが、水質の影響がやはり大きいのではないかと考えています。ミズスマシをビオトープで増やすには、常に水が流入し、掛け流し状態にできる場所に設置すると良いです。また、日当たりも半分日陰が良いです。水草も適度に必要。