そろそろ卒論や修論の提出や発表が終わっている時期になってきた。特に分類の論文は、公表しない限り「何もしていないこと」と同じことになってしまう。ぜひ公の目に触れる形にしてほしい(もちろん、命名規約の遵守など、内容がしっかりしていることが前提ではありますが)。「もう少しデータを加えてから」「時期尚早」など理由をつけて放置され、そのまま公表されなかった研究をこれまでたくさんみてきた。特に就職を機に研究をやめてしまう人も少なくない。よく思い出してほしい、その研究を進める上でいろんな方のお世話になっていないだろうか。それらの方への恩返しの一番良い形が論文としての公表だということを認識してもらいたい。