午前中は実習生をつれて海へ行った.狙いは浜ハネ.3人で篩い大作戦を展開するものの,生き物が少ない.もうすぐ冬だもんね.方針を転換して実習生には展示で使えそうな貝殻を集めてもらう.その間,私は浜を掘りまくる.波打ち際であまりみかけない海ハネをゲットし,帰って顕微鏡でみたら久しぶりの,ちのびうすだった.腹部が縮む前に写真を撮ろうと思ったが,打ち合わせしている間に縮んでしまった.ウマヅライソハネもそうだが,生きている時と乾燥標本ではだいぶ腹部の長さが変わってしまう.
帰り道にエゴノキをチェックして,クロエゴノキコナジラミをみつけた.けっこう珍しい種のようだが,この辺りでは普通なのかもしれない.