2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

中途半端

今日は休みなので、いろいろしようと思っていたが、子どもの調子が悪く幼稚園を休んでしまった。調子が悪いといっても寝ているわけでもなく、動く回っていて相手をしないといけない。とはいえ調子がよくないので、機嫌がわるい。なんと中途半端な病状だ。 今…

月む

月むが届く。恒例の2008年の昆虫界を振り返る記事。この記事を書くのはすごく大変だ。本当にご苦労様でした。 気になる記事は大阪でのコガタノの採集記録。どうもこの種は最近、各地で分布を拡大しているような気がする。いわゆる希少種なので、情報そのもの…

家の前の水路が掃除のため、水が止められていた。深くなっている場所に魚がたくさん取り残されており、職場に連絡すると、すぐに採りにきてくれた。水路にはスナヤツメ、オイカワ、カワムツ、ウグイ、カマツカ、カワヒガイ、ヨシノボリ、チチブ、フナ、スジ…

礫浜へいく。海藻が新しく、幼虫が発生する段階ではなかった。また海が荒れると海に戻ってしまうので、いくつか持ち上げて安全な場所にセットしてきた。またチェックしに行こう。

用水路

昨日採集したCercyonはメスばっかりだった。エゾケシらしいメスがいた。 昼ごろに歴博へ行って勾玉をみてきた。今回はじっくりみることができた。

今日もさわやかな晴天。海虫屋のH君と浜へ。狙いは蝦夷ケシ。 地点1.砂浜と崖。4/12にいった場所。古い海藻でなおかつ内部がドロドロになっているところで、でかいCercyonの幼虫を発見。フチトリではないだろうか。液浸用と飼育用を確保。羽化させてみよう…

(アミメカゲロウ)(ヒロバカゲロウ)

下野谷豊一(2008)福井県産アミメカゲロウ目の分布記録.福井市自然史博物館研究報告, (55): 105-108./未記載種の可能性のあるOsmylus sp.とオガタヒロバカゲロウなどを記録。

(ゴミムシ)

いまさらながら、ナガヒョウタンとホソヒョウタンの区別で悩む。並べてみたらよくわからなくなってきた。甲虫図鑑にある前胸の形状はかなり微妙。中脛節のトゲはたしかにそうなのだが、これまた微妙なやつがいる。そこで、基本に振り返り(?)、大図鑑(旧…

同定

寝不足でテンションが上がらない。そういう時はお片付けが一番だ。前々から捨てたかった書類を処分した。ちょっとスッキリした。

(ゲンゴロウ)

森 正人(2009)最近のゲンゴロウ事情.昆虫と自然, 44(4): 33-37.

(ゲンゴロウ)(幼虫)

Nakanishi, H. (2001) Larvae of the genus Hyphydrus of Japan (Coleoptera, Dytiscidae, Hydroporinae). Jpn. J. Syst. Ent., 7(1): 59-69./重要な文献を見逃していた。著者の方とは一度だけ、仕事でこちらの職場に寄られて挨拶したことがある。

Enochrus

隣県のAさんからガムシの同定依頼。一つはすぐわかったが、もう一つはEnochrusの小型種で悩ましい。 地元のOさんからも同定用の小型インロー2箱が届く。すぐわかる種ばかりでありがたい。 今日は涼しい。先月からそうだが、気温の変化が激しすぎる。体にわ…

(ドロムシ)

日本産ドロムシ類幼虫の初期の研究としては、御勢による一連の報告がある。 御勢久右衛門(1955)日本産ドロムシ科幼虫の研究.新昆虫, 8(12): 9-15. 御勢久右衛門(1956)ドロムシ科幼虫2種.関西自然科学研究会会誌, (9): 26. 御勢久右衛門(1957)Eubria…

(甲虫)(上位分類)

A. E. Marvaldi et al. (2009) Structural alignment of 18S and 28S rDNA sequences provides insights into phylogeny of Phytophaga (Coleoptera: Curculionoidea and Chrysomeloidea) . Zoologica Scripta, 38, 1, January 2009, pp63–77./ハムシ上科の…

(淡水魚)(化石)

Yabumoto, Y. and T. Uyeno (2009) Coreoperca maruoi, a new species of freshwater percoid fish from the Miocene of Iki Island, Nagasaki, Japan. Bull. Kitakyushu Mus. Nat. Hum. Hist., Ser. A, 7: 103-112. /壱岐の中新世の地層からオヤニラミの化…

久しぶりの雨。恵みの雨だ。今日は休みの日なのだが、雨のおかげで本当に休むことができる。子どもが幼稚園に行っているので、家の中も驚くほど静かだ。 雑然としてきた雑誌や会誌のたぐいを整理する。分厚いE誌をどうするか悩む。たまに見るので、手もとに…

朝、通勤中にクビキリギスの鳴き声を聞く。夜も鳴いていた。 夕方、家に帰ると駐車場のまわりに何かがたくさん飛んでいた。みるとトビケラの成虫だったので、採集をした。駐車場のすぐ前に農業用水路があり、ここで羽化したのだろう。今年は灯火でこの水路か…

カレンダー

昨日採ったCercyonに違うのが混じっていた.最近,一部の人たちでもりあがっているアイツに違いない. 今日はサンプルの整理やデスクワークなどをする.夏までのカレンダーにどんどん予定が書き込まれていく...ああ,この夏も忙しそう....

子どもと浜へ行く。砂遊びをさせながら、海藻をチェックする。Cercyonがまあまあいた。この浜は崖から水がしみ出しているので、行きたいのだが、駐車場から少し遠い。子どもをだましだまし崖に近付き、崖で採集をする。甲虫はSatonius & Laccobiusというあり…

チューリップ

午前中は家族でチューリップを見に行く。

(水生昆虫)

林 成多(2009)2008年9月に島根県奥出雲町の吾妻山で採集した流水性昆虫.ホシザキグリーン財団研究報告, (12): 122. 林 成多・門脇久志(2009)鳥取県大山山麓の河川で採集されたAllognosta属の幼虫(双翅目ミズアブ科).ホシザキグリーン財団研究報告, …

(トビケラ)

河瀬直幹・林 成多(2009)島根県安来市で採集されたギンボシツツトビケラSetodes argentatusの記録(毛翅目ヒゲナガトビケラ科).ホシザキグリーン財団研究報告, (12): 323-324.

(ヒメドロムシ)

佐藤慶則(2009)島根県東部のため池におけるヨコミゾドロムシの記録.ホシザキグリーン財団研究報告, (12): 201-204.

(ヒラタドロムシ)

林 成多(2009)日本産ヒラタドロムシ科概説.ホシザキグリーン財団研究報告, (12): 35-85.

(ガムシ)

林 成多(2009)島根県の水生ガムシ科.ホシザキグリーン財団研究報告, (12): 87-121.

(水生甲虫)

細谷忠嗣・清 拓哉・川下悠希(2009)鹿児島県トカラ列島宝島の水生甲虫類.甲虫ニュース, (165): 5-9. /トカラ列島の水生甲虫の目録が付いている。トカラが南限・北限になっている種がけっこういる。生物地理学的に重要な報告だと思った。 林 成多(2009)…

好天

今日も良い天気だ。ついつい外に行きたくなるが、がまん。書類作成などを行う。昨日のサンプルもとりあえず分類別にソートした。 フィールド好きとしては、やはり外に出るのが最高なのだが、そればかりでは研究はまとまらない。日々の標本整理と文献整理がで…

みちのく土産のエゾケシの標本をもらう。やはり実物をみると、フチトリと違うことがよくわかった。

今日は一日海岸調査。6か所で採集をした。さすがに晴天が続き過ぎて、漂着海藻もひからびているものが多かった。今日行った場所は以前、夏に調査していたが、春の調査は初めてだった。クロイソらしきイソハネなど、ハネカクシをいろいろ採集することができ…

(海岸性昆虫)

端山 武(2009)島根県出雲市の外園海岸に漂着するセンタウミアメンボ.ホシザキグリーン財団研究報告, (12): 147-148./外洋性アメンボの漂着の記録。日本海側というのがスゴイ。 柿沼 進(2009)海岸でみられる直翅類3種の分布調査(2007〜2008年).山口…