その他

職場の植栽でキジラミを10種確認していた。ヒラズ、トベラ、トベラsp.、ヤマト、イナズマ、サツマ、ヤツデ、ニッケイ、エノキトガリ、クロトガリ。あと2,3種はいるのではないだろうか。

ヒゲナガヤマトキジラミを採っていたことを思い出す。21種だった。

これまでに採集したキジラミを確認。 ヒラズキジラミ ヒメグミキジラミ(アキグミ) ヤツデキジラミ シロダモキジラミ ブチミャクキジラミ(シロダモ) クワキジラミ ヤマトキジラミ(ネムノキ) イナズマキジラミ ヤツデキジラミ トベラキジラミ サツマキジ…

これまでに確認できたキジラミ。 サツマ(シャリンバイ)、イナズマ、ヤマト(ネムノキ)、ヒメキジラミ属の一種(ヌルデ?)、キジラミの一種(トベラ)、ヤツデ(ヤツデ)、シロダモで採った種、黒い種。以上、8種。まだまだだなあ。

虫屋の中には採集のやたら上手い人がいる。中には天性のものを感じる人もいるが、たいていの上手い人はそれだけフィールドで経験を積んでいるのだと思う。たぶんものすごく「外した」経験もたくさんあるのだろう。従って、特に若い虫屋が意中の虫を得るため…

シャリンバイだと思っていた木のなかにトベラが混じっていたことに気付く。なんか葉っぱが違うなと思ってはいたが、新葉だったので、そのせいかなと思い込んでいた。おまけに同じような白い花が同じ時期に咲いているし。よって2種目のキジラミはトベラのキ…

昨日のヒラタドロ風昆虫はカタカイガラの仲間だそうだ。へえ〜

調べ物をしていて気づいたのだが、チョウの図鑑には体や部分の大きさに関する記述がほとんどない。同定をする上で不要ということか。ちょっと驚いた。

アリの特集号を読む。山根先生の解説はとても印象深かった。画像データベースや図鑑ができ、誰でも気軽にアリの名前を知ることができるようになった、というのはやはり錯覚である。それなりの覚悟をして取り組むべきだろう。 私もアリはだいぶ標本は蓄積して…

ヒラタムシ上科の図説は知らなかった。さっそく注文しよう。この仲間はマレーゼトラップでいろいろ採っているので標本整理をしてみたい。きっとこの本もすぐ売り切れるだろう。それなりの需要があるはずだ。水生甲虫幼虫の図説をつくったら結構売れるんじゃ…

夜、「ダーウィンが来た」を観賞。なかなか面白かった。噛まれたら痛そう。

今年調べてみようと思っている岩盤の条件をメモ。 ・少なくもと45度以上の傾斜。基本的は垂直やそれに近いもの。 ・岩石(あるいは地層)が表面に露出している場所。コケ類やソウ類、泥などに完全に覆われていないこと。 ・水は表面を薄く流れている場所。厚…

昨日の岩盤サンプルを実体鏡でソートした所、Satoniusの1齢幼虫とおもわれる幼虫が複数出てきた。現場で肉眼でみつけるのは無理なサイズ。みて驚いたのは、幼虫が「ふつうの幼虫」の姿をしていたこと。体が細いではないか。ぱっと見の印象はハネカクシ類に…

E誌に投稿していた原稿の初稿が届く.次々号に掲載してもらうつもりで投稿したものなので,ギリギリで入稿されたはず.編集にご迷惑をかけたかもしれない.次号にも何か投稿しよう。

今年のGWは何の予定もなく、基本的には出勤だ。明日子どもの遠足につきあうので、それぐらい。僕も高知に行きたいなあ。6月にまじで行こうかと考えている。

同定済みネクイを発送した。USAのDonacia sp.は保留した。機会をみて再検討したい。

職場に同定依頼の標本が届いていた。ちらっとみた限り、自力同定できそうなものばかりだ。早めに済ませよう。 共同研究者より原稿の案が届いていた。ぜひ公表したい。

この春から「おかあさんといっしょ」のキャラクターが新しくなった。未だに慣れないのだが、子どもほうは前のキャラのことを忘れてしまったのではないかと思うほど、すっかりなじんでいる。子どもの頭の柔軟さはすばらしい。 新しい(改名された)和名もそん…

(勘違い)

ニセマグソは海浜性ではなく、内陸の砂地にもいる種だと思い込んでいたが、甲虫図鑑・コガネムシ図説ともに海浜にいると書いてあった。やはり文献をきちんと確認しないといけない。どこかに間違いを書かなくて良かった。

(ドロムシ)

日本産ドロムシ類幼虫の初期の研究としては、御勢による一連の報告がある。 御勢久右衛門(1955)日本産ドロムシ科幼虫の研究.新昆虫, 8(12): 9-15. 御勢久右衛門(1956)ドロムシ科幼虫2種.関西自然科学研究会会誌, (9): 26. 御勢久右衛門(1957)Eubria…

みちのく土産のエゾケシの標本をもらう。やはり実物をみると、フチトリと違うことがよくわかった。

Eubrianaxのサンプルを整理する。分析はこれからだが、日本産全種のサンプルを集めることができた。これも協力してくれるみなさんのお陰である。全部自分で採り行けなかったのは残念。

滝や堰堤の壁面など、垂直な水の下たる岩盤(いわゆる湿岩)は水生昆虫の生息環境の中でも特殊かつ、面白いハビタットだと思う。生息している昆虫の中心はDipteraが多いようだが、だれか本格的に生態の研究をやってみませんか。全生物(動物)を対象にすると…

投稿準備中の原稿をみてもらい、コメントをいただく。感謝!

最近、焦点合成ができるソフトがいろいろ出ている。A社の有名な画像処理ソフトにもこの機能がつくようになったらしい。今、使っているソフトはまあまあ良い方だと思うが、「完全なピンボケ画像」を合成してしまうことが、かなり不満である。しかしながら、光…

最近はコピペされたレポートや、盗作論文を見つけ出すプログラムが開発されているそうだ。具体的な方法はわからないが、おそらく系統学的な手法がベースになっているのだろう。

私は基本的に住所録的なものは作らない。異動のメールをフォルダに放り込んでおくことと、書き物はファイルにそのまま綴じている。郵送や宅配便を発送するときに一番頼りにしているのが、メールの署名欄である。最新という点が重要で、一番早く出てきて、あ…

超音波洗浄をし過ぎると口器とエラが吹き飛んでしまうので注意。

写真撮影と整理を進めるが、かなり時間がかかる。フィールドシーズンが始まる前には終えたい。写真はスケッチよりも楽だとは思うが、きれいな写真を撮ろうと思うと、そう楽でもない。

そろそろ卒論や修論の提出や発表が終わっている時期になってきた。特に分類の論文は、公表しない限り「何もしていないこと」と同じことになってしまう。ぜひ公の目に触れる形にしてほしい(もちろん、命名規約の遵守など、内容がしっかりしていることが前提…